2022年のゴールデンウイークはは4月29日(金)から5月8日(日)まで。間に2回の3連休が挟まれています。 休みは合計8日で最大10連休が可能なタイミングとなっています。飲食店の方々にとってもお客様が来店して需要が高まることが期待できますので万全の準備をしたいところです。青果市場等の仕入れのスケジュールについて把握する方法、ゴールデンウイーク前後に起こりうることについて今回ご紹介しています。
東京都中央卸売市場のスケジュール
こちらは東京都中央卸売市場の公式サイトから確認したものになります。東京都中央卸売市場は通常は水・日が休みなので、加えて4/29、5/5の2日間が休場となっています。以上のようにわかりやすく表示していただいているので今から確認して仕入れに対応していくことが必要です。
参考までに、当アジアインタートレードが取り扱いをしています全国の市場の名称を添付しますので最寄りの市場について事前に検索して準備をしていきましょう。
【全国の市場一覧】
北海道 札幌市中央卸売市場
青森県 青森市中央卸売市場、八戸市中央卸売市場
岩手県 盛岡市中央卸売市場
宮城県 仙台市中央卸売市場
秋田県 秋田市中央卸売市場
福島県 いわき市中央卸売市場
栃木県 宇都宮市中央卸売市場
埼玉県 さいたま市中央卸売市場
東京都 東京都中央卸売市場
神奈川県 横浜市中央卸売市場、川崎市中央卸売市場
静岡県 静岡市中央卸売市場、浜松市中央卸売市場
新潟県 新潟市中央卸売市場
石川県 金沢市中央卸売市場
福井県 福井市中央卸売市場
岐阜県 岐阜市中央卸売市場
愛知県 名古屋市中央卸売市場
京都府 京都市中央卸売市場第一市場、京都市中央卸売市場第二市場
大阪府 大阪府中央卸売市場、大阪市中央卸売市場
兵庫県 神戸市中央卸売市場、姫路市中央卸売市場
奈良県 奈良県中央卸売市場
和歌山 和歌山市中央卸売市場
岡山県 岡山市中央卸売市場
広島県 広島市中央卸売市場
山口県 宇部市中央卸売市場
徳島県 徳島市中央卸売市場
香川県 高松市中央卸売市場
愛媛県 松山市中央卸売市場
高知県 高知市中央卸売市場
福岡県 北九州市中央卸売市場、福岡市中央卸売市場、久留米市中央卸売市場
長崎県 長崎市中央卸売市場
宮崎県 宮崎市中央卸売市場
鹿児島県 鹿児島市中央卸売市場
沖縄県 沖縄県中央卸売市場
GW前後で発生すること
結論から言うとゴールデンウイーク後に予想外に市場での野菜の流通価格が上昇したり下がったりすることが時々発生します。なぜなら、市場もゴールデンウイークの需要に対応して野菜を仕入れておくのですが、市場の見込みを上回って在庫が不足してしまった場合は流通価格が上昇し値上げとなるわけです。先ほど、お示ししましたように市場も通常よりも休みが増えますので急な大幅な需要の変化にはついていけないことが理由です。
もうお気づきの通り、逆に、野菜の需要が通常より低く在庫が市場に余りつつある場合については流通価格が下がることになります。できるだけ安く野菜を仕入れたい飲食店の方々の場合は、市場の情報にアンテナを立てておくことで役に立つタイミングかもしれませんね。
野菜の価格が高騰する理由
●天候不良
●人件費の高騰
●輸送費の高騰
当ブログでも何度か取り上げていますが、野菜の価格についてはゴールデンウイークの特別な需要と供給以外でも以上のような要素が関係していますので、仕入れ担当の方は農林水産省のサイトを確認されることをお勧めします。
農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格見通しについて、主産地等からの聞き取りを定期的に公表しています。見通しは、直近の生育状況及び今後の生育と出荷の見通しから予測される、今後の価格見通しを公表することで、産地の出荷判断と消費者の購買行動の最適化を促し、野菜の供給及び価格の安定を図ることを目的としています。