1年でも特別美味しい野菜の季節がやってきますね。野菜を食べるなら、栄養価についても良いものを食べたい人が多くなっているので健康意識が非常に高くなっています。今回はギネスにも認定されていると噂の最も栄養価のある野菜と栄養のない野菜についてご紹介しています。
世界一栄養のある野菜はアボカド
国内で販売されているアボカドのほとんどがメキシコ産で、一年中出回っていますが、おいしい時期は3~9月といわれています。アボカドはギネスブックに「最も栄養価の高い果実」として登録されています。アボカドは森のバターとよばれていて、1個で約230kcalを摂取できます。消化が良くてデトックス効果が期待できるので、健康効果・美容効果のある食べ物なのです。
●オレイン酸
オレイン酸は脂質ですが、排出されやすく悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
●ビタミンE
動脈硬化や過酸化脂質の生成を抑える、抗酸化作用があります。
●食物繊維
便秘を防ぎ、生活習慣病の予防や改善も期待できる食物繊維が豊富に含まれています。
●葉酸
貧血に効果がある葉酸が豊富に含まれています。
代表的な栄養価をご紹介しましたが、アボカドの適量は1日に半分で
す。栄養素が豊富ですが、脂質も非常に多く含まれていて脂質は21グラム以上ありますので、毎日アボカド1つ丸ごと食べるなどは脂質摂取量が過剰になってしまいます。
世界一栄養のない野菜はキュウリ
反面、キュウリがギネスブックに「世界一栄養のない野菜」として登録されているという噂をよく見かけると思いますが、これは誤りです。キュウリは栄養がないわけではなく、世界一低カロリーな野菜として知られています。可食部100gあたり14キロカロリーと、確かにカロリーは低いですが、低カロリーだからといって栄養素が少ないわけではありません。
●カリウム
塩分を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、利尿作用もあるので、体内の水分量を調節し、むくみの解消効果があります。
●ビタミンK
ビタミンKは丈夫な骨づくりに不可欠で、骨に存在するオステオカルシンというたんぱく質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用があります。
●ビタミンC
皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
●食物繊維
便秘を防ぎ、生活習慣病の予防や改善も期待できる食物繊維が豊富に含まれています。
また、キュウリと一緒にビタミンCを含む食品を摂ると、ビタミンCが破壊されてしまうような誤解をされがちですが、実際には酸化させるだけで、破壊するわけではありませんので問題はありません。
比較的、栄養の少ない野菜についてはキュウリのように水分が多く含まれる野菜が挙げられます。例えば、もやし・レタス・大根などは水分が多いので栄養価とカロリーは少な目だと言われがちです。逆に栄養が多い野菜はモロヘイヤ、大根の葉、ほうれん草、などの葉物が多い傾向にあります。ぜひ、野菜を楽しむ際の1つの目安にしてみてくださいね。
今回は世界一栄養のある野菜とない野菜についてご紹介しました。弊社アジアインタートレードでは、幅広い野菜を全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送することが可能で、新鮮な野菜が手に入ります。低価格と新鮮を両立した食材を仕入れるお手伝いを行っておりますので、お役に立てる情報があるかと思います。ぜひご覧いただければ幸いです。