【重要】トマトの安い時期はいつ?本当に美味しい旬の時期とは

トマトと言えば夏野菜の代表的なイメージがありますが、トマトが旬で一番美味しい時期はいつなのでしょうか?また、安く調達できる時期はいつなのでしょうか?業務用野菜で最も人気の野菜の1つとも言えるトマトについて今回はご紹介していきます。

 

トマトの安い時期

トマトの価格が値ごろになる時期は、春~夏にかけてです。まさにこれから始まるタイミングですね。春~夏は気温が高くなっていくので、トマトの実が大きくなりやすいのがその理由の1つです。

冬場に市場に多く出回るビニールハウスなどの大量生産システムによって育てられているトマトは、元々価格が安定しているので冬になっても価格はそれほど変動しないのですが、一般的なトマトの出荷が少なくなるので、冬場はトマトが高く感じると思います。

一般的にはトマトは春~夏に安くなる傾向がありますが、冬場や価格が高騰している時にトマトを買う場合は、ミディトマトの調達に変えるなどの対策をすることで仕入れ値を抑える工夫をすることができます。またフルーツトマトは、価格が他と比べて高い場合が多いので、野菜卸から仕入れる時期をよく考える必要があります。価格を抑えて、栄養価を重視してトマトの種類を選ぶ場合は、春頃にたくさん出回るトマトが一番おすすめです。

 

春のトマトが1番美味しい理由

実はトマトは、高温多湿に弱く、涼しい気温を好みますが日差しがないと美味しくなりません。あまり暑さに強い野菜ではなかったのです。価格としては6~7月が最も安く調達できる時期なので夏が旬のイメージですが、夏の野菜とは言えません。トマトの旬が夏のイメージになる理由は、日本で栽培が始まった当時はハウス栽培など設備が不十分で、「春に種まきしたものは、夏に実がなる」ということで「トマトの旬は夏」というイメージが定着したと言われています。

トマトは3月頃になるとビニールハウスでの栽培好条件が整ってきます。トマトは南米の高原地帯が原産なのですが、トマトが好む昼夜の寒暖差があって乾燥している気候条件を3月のハウス栽培が作りだすことができるので、美味しいトマトを育てることができるのが日本では春頃になるのです。春以降のトマトは春の穏やかな日差しを浴びながらゆっくりと生長します。

トマトが美味しくなるためには日光が必要で、日差しは強いけれど気温はそれほど高くない春のハウス栽培で育ったトマトが、味の面から考えると最も美味しい条件で育ったトマトになります。このような理由で春~夏が一番トマトのおいしい時期になっています。

 

トマトの旬は地域で変化する

また、トマトは収穫の時期によって栽培地が異なり、11月~5月が旬の春・冬物のトマトは熊本や愛知、千葉など秋冬でも比較的温暖な地域で多く栽培されています。6月~10月が旬の夏・秋物のトマトは北海道や福島、茨城など夏でも涼しい土地で多く栽培されています。かつては露地栽培だけでしたが、今はビニールハウス栽培が盛んなため、様々な地域で多くの品種を栽培することができているので年中調達することができます。

 

トマトは冷凍保存可能

 トマトはサラダとしてそのまま生で食べることが多いですが、調理して使用することも非常に人気ですよね。トマトの食感を重視したり、鮮度を重視したりする料理に使う場合には向きませんが、実はトマトは冷凍保存も可能です。

保存の場合は、小さくカットする必要がなく、トマト丸ごと冷凍が可能なので、料理に使う分をイメージして最初から小さくカットした状態で冷凍することが可能です。

天候不順などでトマトの価格の高騰がある場合は、今回ご紹介したような安い時に大量に仕入れておいて、使う量やメニューに応じて冷凍したトマトを使用するのが良いのではないでしょうか?

 

今回はこれからお買い得になるトマトついてご紹介致しました。弊社アジアインタートレードでは、全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送することが可能で、新鮮な野菜が手に入ります。低価格と新鮮を両立した食材を仕入れるお手伝いを行っておりますので、お役に立てる情報があるかと思います。ぜひご覧いただければ幸いです。