生食がオススメの野菜と生食が危険な野菜3選

現代は健康に気をつけている方が本当に増えているので、意識的に野菜を摂取している方が多いですよね。栄養豊富な野菜は健康維持に欠かせないものですが、野菜を食べるときに熱を加えると栄養素が壊れてしまうので、生で食べたほうが良いという話を時々見かけます。結論からすると、生野菜で食べるのか、温野菜や調理した野菜どちらがよいかは野菜の種類などによって異なるので、一概には言えません。それぞれにメリットもデメリットもあるため、今回は生で食べるほうが良い野菜と危険な野菜をご紹介しています。

 

生野菜のオススメ3選

健康や美容によいビタミンCや酵素などは加熱すると失われてしまいますが、生野菜ならしっかりとれます。野菜に含まれる栄養素をそのままとれ、咀嚼により満腹感を得られやすく食べ過ぎ防止になりますし、何より調理の手間が少ないです。

①大根

大根にはビタミンCや消化酵素のアミラーゼ、辛み成分のイソチオシアネートが含まれており、これらの成分はいずれも熱に弱く生食がおすすめです。アミラーゼには炭水化物の消化を促し胃もたれなどを予防する効果、イソチオシアネートには老廃物の排出を促す効果がありますので胃腸を整えてくれます。

➁玉ねぎ

玉ねぎやニンニクに含まれる辛み成分アリシンには血液をサラサラにする効果が期待できますが、熱に弱く水に溶けやすいです。そのため、アリシンの効果を期待する場合は生食がおすすめです。辛味を抑えるために水にさらすことが多いですが、空気にふれることでも辛味が抑えられるのでおすすめです。

③ブロッコリー

ブロッコリーは茹でて食べるのが一般的ですが、効率のよい栄養摂取なら生食がおすすめです。つぼみだけでなく茎も生食でき、生のほうが葉酸・カリウム・ビタミンCなどが多くとれます。また、ブロッコリーには体の解毒力・抗酸化力を高めるとされるスルフォラファンが含まれており、生のままよく噛んで食べるとより栄養を効率よく摂取することができます。

 

生野菜をオススメしない3選

野菜は調理方法やドレッシングなど、工夫すれば生でもおいしく食べられますが、なかには生で食べることをオススメしない野菜もあります。雑菌などが繁殖しやすかったり、体に悪い成分が含まれていたりする野菜は生食をオススメしません。加熱して食中毒を防ぐことが必要な野菜もありますのでご紹介していきます。

①もやし

もやしは最も身近な野菜で生食をオススメしない野菜です。生食すると食中毒になることもあるので加熱が必要です。他の野菜と違って日光に当たらない環境で栽培されていて水分も多いため、大腸菌など体に悪い雑菌が繁殖しやすいです。多くの場合はもやしは加熱調理を前提に生産されています。

➁たけのこ

たけのこにはタキシフィリンが含まれています。生のたけのこ多量に食べると、めまいや嘔吐などの症状を引き起こす青酸中毒に陥ることもあります。タキシフィリンは熱に弱く、30分程度の加熱済みのたけのこは問題ありません。また、たけのこはアクが強いため、アク抜きをしっかりしないと口の中がピリピリしてしまいます。

③きのこ

きのこ類はビタミンや食物繊維が豊富な食材ですが、生食すると食中毒の原因になることがあります。マッシュルームは生食できることで有名ですが、ほとんどのきのこは加熱が必要です。特にしいたけは生食するとかゆみが発生し発疹となることもあると言われています。

 

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