現在は健康への意識が高い方が老若男女問わず増えていますね。コンビニでも「タンパク質が摂れる」といったキャッチフレーズがついている商品であったり、パッケージに「タンパク質〇〇g」と明記されている商品をかなり見かけます。肉や魚で摂取するのが多いイメージですが、野菜でタンパク質もしっかり摂れたら食物繊維も摂れて一石二鳥なのになあ…と思いませんか?今回はそんな方へ、タンパク質が多く含まれている野菜をご紹介いたします。
野菜100gあたりのタンパク質量一覧
・枝豆 (11.7g)
・とうもろこし (8.6g)
・ブロッコリー (4.3g)
・アスパラガス (2.6g)
・アボカド (2.5g)
・ほうれん草 (2.2g)
・さつまいも (1.2g)
・そば (12.0g)
そばは穀物として番外編ですが、主に大豆などの豆類はタンパク質が豊富に含まれています。厚生労働省によると、タンパク質の1日当たりの摂取推奨量は男性で60~65g、女性が50gとされていますので1回の食事で約20gを摂りたいと推奨されています。このことを踏まえて、上記の野菜100g当たり換算ですと、タンパク質が10g未満なら肉類に比べると低いかもしれませんが、ビタミンやミネラルに食物繊維など様々な栄養素が含まれています。野菜はタンパク質量が少ないと考えるのではなく、タンパク質を補いながら、様々な栄養素を同時に摂り入れるバランスの良い食材として野菜単体はもちろん、肉類と組み合わせた食事メニューの活用ができれば、健康へ嬉しい効果が期待できるのではないでしょうか?次にタンパク質にはビタミンが欠かせない関係性についてご紹介します。
タンパク質とビタミンの関係
例えば、先ほどご紹介したブロッコリーなどの緑黄色野菜に豊富に含まれるビタミン。ビタミンCはタンパク質の合成を助け、抗酸化作用があるので老化防止や美容に良く、タンパク質との相性は非常に良い。さらに、豆類に多く含まれているビタミンBは、タンパク質、糖質、脂質の3大栄養素の代謝を助ける働きがあります。これは、摂取した3大栄養素をエネルギーに変える働きを担っています。
ビタミンは水溶性のものが多く、がんばって一度にたくさん摂ったとしても、不要な分は尿から排泄されてしまいます。栄養ドリンクや薬を飲んだ際に尿が黄色くなるのはこのためです。ですから、毎日コツコツと継続して摂取して、タンパク質もビタミンもバランスの良い食生活をすることで健康が維持されることになります。健康のために、タンパク質を積極的に摂ろう!と意識していても相方となるビタミンが欠乏していては効果は半減してしまいますので、今回ご紹介したタンパク質が豊富な野菜を活用することで、タンパク質もビタミンもしっかり摂ることを目指すと良いメニューになるかもしれませんね。
今回はタンパク質が豊富な野菜をご紹介しました。筋肉定食などといった名前がついているような健康を意識したメニュー提案をされている飲食店が非常に増えていますので、ぜひこのような視点も活用して野菜を調達していただくヒントになればと思います。弊社アジアインタートレードでは、全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送することが可能になりますので、新鮮な野菜が手に入ります。低価格と新鮮を両立した食材を仕入れるお手伝いを行っており、お役に立てる情報があるかと思いますのでぜひご覧いただければ幸いです。