スーパーに野菜を調達しに行くときは出来るだけ新鮮で品数が豊富な時に行きたいですよね。野菜卸の調達について多数紹介してきた当ブログがそんなお悩みに答えていきます。野菜入荷、補充の時間を知って新鮮で豊富な野菜調達につなげられるように今回はご紹介してきます。
スーパーで野菜調達は朝がおすすめ
●小規模な地元スーパー
特定の地域にしかない地元スーパーや、個人でやっている小規模な商店などは市場に自前で野菜の買い付けを行っているケースがあります。この場合は、ほとんどが早朝のみです。よく「朝市」のようなイベントをやっているのを見かけませんか?このような場合は多くが早朝に市場へ買い付けて販売をしています。市場は深夜2時~7時くらいまでの買い付けが多いので、こういったお店の場合は朝のうちにお買い物へ行くと新鮮で品揃えが良いタイミングで野菜の調達ができる可能性が高いです。
●大規模な全国大手スーパー
全国展開しているスーパーやコンビニ、ある程度の大きいチェーンのスーパーとなると物流センターから野菜が配送されています。この場合も野菜の調達のお買い物は朝をおすすめします。大手チェーンの場合は原価率を抑えるため、物流のコストを下げる取り組みを行っています。大手のスケールメリットを活かして、物流センターに野菜のような生鮮~加工食品や雑貨まで一挙に集めて各店舗の需要に合わせて一括配送することでコストの削減を行っているのです。そして、肝心の野菜の配送についてはやはり、開店前に配送と陳列を行っていることが大半のため、お買い物をは朝をおすすめします。
●問屋、農家さんから直接納品
ここまでは一般的な野菜の仕入れについてご紹介してきましたが、中には一部は問屋・生産者から直接納品してもらっている野菜などもあります。この場合については時間帯は配送業者を使っている場合もあるのでバラバラになります。ただ、基本的にはスーパーのお買い物ピーク時間は午前中~お昼すぎが最初になるため、消費期限の短い生鮮食品はできるだけ開店前から陳列したいスーパーがほとんどになります。基本的には朝のお買い物をしていただければ新鮮、品ぞろえが良い状態になると考えられます。
スーパーの野菜が夜に品薄になる理由
ここまで、スーパーでの野菜の調達は朝をおすすめしてきましたが、しっかり売場管理されているお店ですと問題はありません。しかし、どうしても夜に野菜売場の魅力が下がってしまう理由をご紹介します。
①生鮮食品は消費期限が短いこと
➁夕方以降はレジ中心になること
③加工食品、雑貨類は配送が夕方以降に多いこと
理由は以上の3点です。①については先ほどもご紹介したとおり、野菜の鮮度は短いので朝一番に仕入れてその日で売り切って毎日在庫を回転させたいのが本音のためです。➁③については、夕方にスーパーへ買い物へ行くと学生など若いアルバイトがレジ打ちをしていたり、ドリンクなどを補充している姿を目にすることが多いのではないでしょうか?野菜のような生鮮食品とはちがい、加工食品や雑貨は商品の質を見極めることがなく、陳列の機械的作業になりますので、午後に納品があり、入りたてのアルバイトでも可能な陳列作業が開始になります。レジ打ちも同様で夕方以降のスーパーの業務がこのようになっているため、どうしても野菜売場の魅力が下がってしまいます。
今回はスーパーでの野菜調達が朝におすすめという点をご紹介してきました。弊社アジアインタートレードでも、全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送することが可能になりますので、新鮮な野菜が手に入ります。低価格と新鮮を両立した食材を仕入れるお手伝いを行っており、お役に立てる情報があるかと思いますのでぜひご覧いただければ幸いです。