野菜のカロリーは?食べ過ぎても太らないのは本当?

現代は健康に気を使っている方が老若男女問わず非常に多くなっています。健康ブームという一時的なものではなく、健康に気を遣うのは当然のことのようにどんどんその意識は高くなっている印象を受けます。では、健康のために野菜を摂っているけど野菜はカロリーが少ないからダイエットにピッタリでたくさん食べたほうが良いなんて思っていないでしょうか?実は野菜にも高カロリーの野菜がありますし、ドレッシングを大量にかけているとかなり高カロリーになる恐れがあります。今回は野菜の中でもカロリーが高いものはどんなものがあるかご紹介しています。

 

カロリーの高い野菜ランキングベスト10

①さつまいも    132kcal

➁とうもろこし   92kcal

③かぼちゃ     91kcal

④じゃがいも    76kcal

⑤れんこん     66kcal

⑥長いも      65kcal

⑦ごぼう      65kcal

⑧里いも      58kcal

⑨スナップえんどう 43kcal

⑩モロヘイヤ    38kcal

(※文部科学省:食品データベース野菜 カロリー100g当たり)

 

傾向として、キャベツやレタスなどの葉物野菜やピーマン、トマト、ニンジンのような緑黄色野菜は糖質をあまり含んでおらず 食物繊維・水分が多いのでカロリーが低いものが多いです。一方で、根菜や芋、豆類は炭水化物が多くなるのでカロリーが高めです。カロリーが高いから悪いというわけではなく、栄養が詰まっているということもできますので、どんな栄養効果が期待できるかも合わせて確認していきましょう。

 

高カロリー野菜の栄養豆知識

●さつまいも

さつまいものカロリーは野菜では高めで、同じイモ類であるじゃがいもの2倍ほどの数値です。さつまいもは野菜の中でもかなりカロリーや糖質量が高いですが、低GIで血糖値を上げにくいのでダイエット中の方にもおすすめです。ビタミンCやビタミンE、ミネラルなども含まれており、栄養補給にもピッタリの一品です。この血糖値が緩やかになるとインスリンの過剰分泌が抑制されるのですが、インスリンは血中の余った糖を中性脂肪に変えて蓄える作用があります。そう、これが太る原因になりますので、さつまいもは実はカロリーさえ調整できればダイエットに非常におすすめの食材なのです。

 

●とうもろこし

とうもろこしには炭水化物、ビタミン、ミネラルが多く含まれています。補足ですが炭水化物は糖質と食物繊維をあわせたもので、とうもろこしが野菜の中でカロリーや糖質が高いのは、この炭水化物が多いからです。炭水化物は私たちの体を動かす主要なエネルギー源です。トルティーヤのようにとうもろこしを主食として用いる国もたくさんありますよね。ご飯やパンよりGI値は低いですが、高GI値になる食品なのでご紹介した通り、カロリーは高めなので食べ過ぎには注意です。

 

●かぼちゃ

かぼちゃはニンジンと比較してカロリーや糖質量が2.5倍ほどもあり、野菜の中でも高カロリーで糖分も多いです。日本かぼちゃと西洋かぼちゃのうち、一般的に食べられているのは西洋かぼちゃで比較的高カロリーです。しかし、かぼちゃにはビタミンCや鉄分などのさまざまな栄養素が含まれています。そしてGI値もさつまいもと同程度で食物繊維が豊富です。イモ類ではさつまいも、かぼちゃは比較的GI値が低く、食物繊維が多いですが、じゃがいもは高GIで最も糖質を吸収しやすいので、食べ過ぎには要注意です。

 

今回は野菜のカロリーについてご紹介しました。野菜だからと言って食べ過ぎには注意が必要なのはもちろんですが、カロリーだけでなく栄養価もチェックしていくとご自身の目的に合った野菜の摂取ができるようになりますよ。また、弊社アジアインタートレードでは全国100以上の卸売市場から最安値で野菜の調達をするお手伝いを行っております。お役に立てる情報があるかと思いますのでご覧いただければ幸いです。