飲食店の野菜は業務用用野菜卸から仕入れよう

飲食店を経営する上で仕入先というのは重要となります。

 

前職のツテやお得意さんの仕入先など、意外と見直しと思っても、自分が今利用している仕入れ方法や仕入れ業者以外はよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

 

新規開業をした方の場合もなおさらです。

 

今回は飲食店経営にオススメの仕入先を紹介します。

 

飲食店にオススメの仕入先

飲食店の選択肢はたくさんあります。

今回は、たくさんの選択肢の中から「小規模個人飲食店」の仕入先を5つ紹介します。

 

小売店(近隣商店・スーパー)

 

店舗から近い街の八百屋さんやお肉屋さん・スーパーなどは気軽に訪れることが出来るので、実際に証品を手に取って確認出来るので使い勝手はピカイチです。

 

しかし、一般的に配送は受け付けておらず、常に店舗のメニューを網羅出来るような品揃えや競争力のある価格は期待できません。

 

また卸売業者では、一般的に掛け払い(月末締めで翌月払う仕組み)を受け付けてもら得ません。

 

掛け払いが出来るか出来ないかは、経営者にとってキャッシュフローに直結する大事な要素なので軽視出来ません。

 

他にも。お店から近いのでお客さんと出会ってしまい、原価がバレてしまう可能性があります。

 

業務用専門スーパー

 

登録制のプロ専用スーパーは個人飲食店には心強い存在です。

 

プロの要求に応えられる豊富な品揃えや低価格を実現しています。

 

近所に業務用専門スーパーがあると便利ですが、都合よくどの地域にも必ずあるということはありません。

 

また、この業態は、キャッシュアンドキャリー(現金払い・商品持ち帰り)が一般的です。

 

毎日のように車を運転して買い出しに行くのは負担がかかります。

 

市場

 

食品の仕入れといえば市場が一般的です。

 

築地市場や地方の中央市場は飲食店経営者だけでなく、地元の住人にも愛されています。

 

しかし、市場によって独自のルールがあったり、買付から支払いまでのシステムが違ったりなど、事業を始めたばかりの経営者には敷居が高く感じてしまいます。

 

また、どんなに大きな市場でも1週間に2日程度休みの場合も多いので、休日に合わせて在庫をやりくりする必要があります。

 

卸売業者(営業)

 

卸売業者は最も一般的な仕入れ先の一つです。

 

担当の営業に欲しい商品を伝えて、見積もりを発行してもらい、価格交渉の末、仕入れ価格が決定します。

 

そして、後日商品がお店に届くという流れです。

 

復数の会社と付き合い、それぞれの会社で見積もりを取ることで、業者同士を競合させるという手段もあります。

 

しかし、新しい商品を依頼するときは見積もりを依頼しないといけないので、急いでほしいときに間に合わない可能性も出てきます。

 

1個でいいのにケース販売しかなかったり、配送は出来るが週3日だけで在庫のコントロールが難しいなどというデメリットも出てきます。

 

卸売業者(通信販売)

 

最近では、小売業界でも楽天やアマゾンなどのネット通販が参入してきています。

 

通信販売形態の卸売業者は、楽天やアマゾンのようにカタログやネットストアに商品の画像や情報・価格を掲載しており、電話やネットなどで気軽に注文することができます。

 

営業を通じて見積もりを発行してもらう手間がない分、注文すればすぐに届く利便性があります。

 

また、1パックからでも発注することができ、数千円まとめて発注することで送料無料になるサービスもあります。

 

まとめ

 

個人飲食店の仕入先は主に

 

  • 小売店(近隣商店・スーパー)

  • 業務用専門スーパー

  • 市場

  • 卸売業者(営業)

  • 卸売業者(通信販売)

がありそれぞれ特徴が違います。

 

仕入先を選ぶ際は、お店のコンセプトやポリシーに合わせて「メインの仕入先」を決めてから、メインの仕入先の弱いポイントを補う「サブの仕入先」を確保することでバランスよく仕入れることが出来ます。