アメリカではビヨンド・ミート社とインポッシブル・フーズ社というベンチャー企業2社が開発している植物由来で、限りなく肉に近い代替肉が人気になっています。
ですが、代替肉ってどんな味がするのか気になりませんか?
他にも、健康面や注目される理由も詳しく紹介します。
ビヨンド・ミートやインポッブル・ミートが注目される理由
最近になってから、植物由来の肉や代替肉という単語をよくネットで見かけます。
代替肉の火付けとなったのが、約10年前に起業したアメリカのベンチャー企業「ビヨンド・ミート」と「インポッシブル・ミート」の2社です。
この2つの会社がそれぞれ開発した豆や穀物を使って、植物由来の代替肉を作っています。
これまでの代替肉と違い、味・食感が限りなく肉に近く、調理中でも肉を焼いている感覚とまでいわれています。
代替肉自体は数年前から出回り始めていますが、最近需要が一気に上がっています。
その理由は、ミレニアル世代を中心に動物や自然環境保護への意識の高まりや、菜食主義者の増加などで、アメリカで代替肉の関心が高まったからです。
今では、アメリカのマクドナルドやバーガーキングなどのファーストフード店でも新商品として売り出されるなど、代替肉は身近になってきています。
ビヨンドバーガーは懐かしい味がする
アメリカのバーガーキングでは、ビヨンド・ミートを使用した「ビヨンド・バーガー」を販売しています。
ビヨンド・ミートは一般の人も購入することができ、見た目もピンク色で触った感触も生肉そのものです。
調理のときも、本物のハンバーグを焼いているみたいに肉汁が溢れでるので、肉好きの人も視覚で楽しむことが出来ます。
ビヨンド・ミートの味は、日本で販売している「マルシンハンバーグ」に似た懐かしい味がします。
バーガーキングで使用されている代替肉は、どちらかというと肉の味よりもファーストフードのバーガーという味がします。
そもそも、ファーストフードで使用する肉のレベルと代替肉には大差が無く、食感とチーズやドレッシングの味でごまかしているのかもしれません。
本当の肉の味を求めるのであれば、代替肉はやっぱり無理がありますが、あくまでも肉味の植物ベースのタンパク質だと思えば、美味しく感じます。
まとめ
代替肉は、環境問題にも優しく菜食主義の人たちも食べることのできる肉製品です。
植物由来の肉なので、健康面にも優れています。
代替肉の味を身近の商品に例えるのならば、「マルシンハンバーグ」に近い味がして、とても懐かしく感じます。