最近は健康ブームやベジタリアン・ヴィーガンの増加により、肉の代わりに使える大豆ミートという食品が誕生しています。
肉には、優れたタンパク質が含まれていますが、飽和脂肪酸が多く含まれるので取りすぎると身体によくありません。
だからこそ、大豆ミートを食事に取り入れることで、健康的な食生活を送ってみましょう。
大豆ミートとはどんな食品なのか?
大豆ミートとは、大豆からたんぱく質のみを取り出して肉のように加工した食品です。
大豆ミートの他にも、大豆肉・大豆たんぱく・ソイミートなど別の呼び方もあります。
家庭でも、肉の代わりに大豆を利用する事も可能ですが、大豆内からたんぱく質を取り出して繊維状に加工することは難しいので、市販の大豆ミートを使うのが一般的です。
大豆自体も古くから畑の肉とも呼ばれており、たんぱく質が豊富な食品として知られています。
大豆もそのまま食べるだけではなく、加工した豆腐や豆乳からでもたんぱく質を補給することができ、健康な身体づくりには欠かせない食品です。
大豆ミートは、食感や食べごたえ・見た目も肉に寄せて作られています。
なので、肉を食べることに抵抗がある人やカロリーが高いのでなるべく控えている人でも、満足出来る食品です。
大豆の栄養価と摂取するメリット
大豆は日本のみならず、どのような栄養素が含まれており、どのようなメリットがあるのか紹介します。
国産の黃大豆100gあたりの栄養成分がどのくらい入っているのか紹介します。
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エネルギー:176キロカロリー
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タンパク質:14.8g
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脂質:9.8g
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炭水化物:8.4g
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カリウム:530g
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カルシウム:79mg
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マグネシウム:100mg
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リン:190mg
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鉄:2.2mg
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亜鉛:1.9g
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ビタミンE:1.6mg
大豆のメリットは、低脂質・高タンパク・豊富な食物繊維・イソフラボンなどが含まれているというポイントです。
大豆は肉よりも含まれている脂質がかなり少なく、肉に多く含まれている飽和脂肪酸が大豆には少ししか含まれていません。
それに対して、大豆にはアミノ酸バランスの良いタンパク質がたくさん含まれています。
タンパク質は、筋肉や臓器など身体の組織を作るために欠かせない大切な栄養素です。
なので、脂質を抑えてタンパク質を摂取したい時に大豆製品を摂ることをおすすめします。
肉には、食物繊維がほとんど含まれていませんが、大豆にはたっぷりの食物繊維が含まれています。
大豆ミートの使い方
大豆ミートは、ミンチタイプやフィレタイプ、ブロックタイプなどさまざまな形状があります。
使いたい料理に合わせて大豆ミートのタイプを選びましょう。
また、乾燥タイプや冷凍タイプ・レトルトタイプなどの状態も分けられているので、消費者にあった状態の大豆ミートを選びましょう。
まとめ
大豆ミートは、肉を食べることのできない人や肉をなるべく抑えている人にとっての代替食品です。
お肉を食べたいというときのかさ増し食品としても役に立ちます。
ハンバーグや唐揚げなどのお肉の代わりにだって利用できます。
低脂質高タンパクの大豆ミートを利用してみてください!