皆さんは日本で初めて植物肉パティを使ったバーガーを販売しているファーストフード店をご存じですか?
そのお店は「ゴーストレストラン/The Vegetarian Butcher Delivery池袋店」です。
こちらのお店を開店したのは株式会社ベジタリアンブッチャージャパンという会社で、オーナーは村谷幸彦さんという方です。
村谷幸彦さんは1988年生まれ山口県出身。
2020年現在若干32歳ということで若手の社長さんとして注目を集めています。
ベジタリアンブッチャージャパンということはその親会社も存在するの?
実は、ベジタリアンブッチャー社はオランダのベジタリアン向け食品販売会社です。
市場の拡大を見越した食品、日用品大手の英蘭ユニリーバが2018年12月に同社を買収したことで注目を集めました。
村谷幸彦さんは同社と専売契約を結びベジタリアンブッチャージャパンを設立したのです。
そもそもゴーストレストランって何?と疑問に感じた方もおられるかと思いますが、これはニューヨーク発祥の飲食店のモデルでいわゆる「デリバリー」スタイルになります。
厨房で製造された料理は、配達されるのですが配達範囲は3㎞圏内とされているため、近くに店舗がないという方はまだまだ楽しめませんので残念です。
メニューは植物肉を使用しており以下のようなものがあります。
- ビーフチキン風バーガー
- ナゲット
これらを含めて約8種類ものメニューがありますので、ベジタリアンや体型を気にするアスリート層に愛されています。
低カロリー且つ低糖質はダイエットにも効果的なので、その点を考えればファーストフードを止めなければならないけど止められないといった肥満層の顧客にも人気が出そうです。
今後、他のバーガーチェーンやカレー屋などとも業務提携を結ぶ可能性もあるそうで、ますます植物肉を使った社長の快進撃は止まりません。
これからの飲食業界は健康志向且つ、多くの顧客を獲得するための柔軟さが必要といえるのではないでしょうか。
最後まで読んでくださってありがとうございました。