ヴィーガンは体に悪いのか

ヴィーガンをご存じでしょうか。ヴィーガンはベジタリアンの中に存在するごく少数の人たちで肉類だけでなく、卵や乳製品、ハチミツ等を口にしない植物性食品のみしか摂らない人たちのことを指します。

 

ヴィーガンは野菜しかとらないために体に良さそうですが、悪そうという認識を持っている方も多いようです。実際にホリエモンこと堀江貴文さんがヴィーガンは体に悪いという発言をしたことが以前注目されました。

 

この部分に関しては、とある医師が反論をしています。そもそもヴィーガンというとマドンナやトム・クルーズといったハリウッドのスターの名前があげられますが、彼らがそこまで不健康に感じられるでしょうか?

 

そもそも不健康だと思われる要因として、植物性食品しか摂らないために、たんぱく質が不足するのではないかというイメージを持たれていることがあります。しかし、大豆などを摂取すれば植物性たんぱく質なわけですから、事足りるわけです。

 

ただし、ヴィーガンであると摂取できない栄養素というものも少なからず存在しているといいます。ビタミンB12です。この栄養素だけはレバーや肉類、卵、魚類などからのみしか摂ることができません。ビタミンB12は人間に必要な栄養素です。

 

このビタミンB12が不足すると悪性の貧血を招くといわれているので心配ですよね。しかし、医師によれば元来、人間の体内にはこれらを生成する仕組みが整っているために不足を招くことなど、ありえないといいます。

 

結論としては、ヴィーガンそのものが不健康ということはありえません。逆に動物性たんぱく質の摂りすぎは良くはないですが、動物性たんぱく質を適度に摂ることは大切だともいえます。ヴィーガンが正しいわけではありませんが、問題はないようですね。

 

今回はベジタリアンより限定される菜食主義者であるヴィーガンが体に悪いのかという考察をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。野菜を食べることが不健康につながるということはありません。糖分を多く、含んでいるものの摂取は別ですが、健康的なベジタブルライフを満喫できるといいですね。