アメリカでは代替肉の代表格となっているビヨンドミートの植物肉ですが、動物性たんぱく質を多く含む牛肉や加工肉と比べれば、癌や糖尿病、心疾患などのリスクは軽減されるといわれています。これらの病気と動物肉の因果関係がはっきりしているわけではありませんが、植物性たんぱく質に置き換えるだけで軽減となるのです。
では、植物肉は本当に体に良いのでしょうか?植物肉に含まれているものを探っていきます。
キャノーラ油、水、酵母、エキス、アラビアガム、天然香料、セルロース、コハク酸、アスコルピン酸、ひまわり油、えんどう分離タンパク、マルトデキストリン、ココナッツオイル、じゃがいもデンプン、ビート抽出液、植物性グリセリン、柑橘類抽出駅、アスコルビン酸、アナトー抽出液
聞きなれないものもあるかとは思いますが、ビヨンドミート社の販売している植物肉にはこれらが含まれています。思ったより添加物が多いので、健康に悪いのではないかと疑ってしまいますが、実際はどうなのでしょう。
これらの成分を個別に調べていくと、人体に無害とされているもののみしか使っていないということがわかりました。健康被害が引き起こされるような物質はみあたらないので、結論としてはリスクはないと思われます。
ということは、前述であげたような病気のリスクを軽減するために、動物性肉を植物肉に変更することは体に良いことといっても良いかもしれません。味などは本物の肉とは異なるものの言われればわからない程度のものとのことなので多くの人に受け入れられやすいといえます。
また、含まれているココナッツオイルやキャノーラ油、ひまわり油などは低トランス脂肪酸を意識したもので人体に害がないものを使用しています。日本ではあまり浸透していませんが、油をある程度の温度で熱すると有害なトランス脂肪酸が発生するのです。
その点、ビヨンドミートの植物肉は有害なトランス脂肪酸の発生を防ぐ部分でも優れているので、問題ないといえます。
今回は、植物肉が体に良いのかということを探ってきましたがいかがでしたでしょうか?植物肉は体に良く、今後、主流となっていく可能性の高い食べ物であるということは十分にわかっていただけたかと思います。特に菜食主義者などには愛用されるのではないでしょうか。