近年は気候も安定せず私たちの食生活には大きな影響を与えています。特に食料自給率の低い日本では将来的に食料不足になることも予想されており、未来の食生活に対して考えていかなくてはならないところまできています。
そんな中で注目されているのが「完全食」です。これは簡単にいえば人間が一日に必要な栄養素をパウダー状にして摂取できるようなものです。プロテインやダイエット食品などと勘違いされる方もいますが、目的は筋肉をつけるためでも痩せるためでもありません。
完全食は近年の人間の食生活の問題点を改善すべく開発されたものとなります。その改善すべき問題点とは、栄養バランスの偏りです。完全食は必要な栄養素を必要な分だけ含んでいるのでバランスが崩れることもありません。正に食におけるIT革命なのです。
また、完全食は栄養素がバランスよくとれるという以外にもメリットがあります。日本人は働き過ぎといわれるくらい長時間働く方が多いとされています。多くのビジネスパーソンは忙しく、食事にさえまともな時間を避けないというのも珍しくはありません。
完全食はこうした食事の時間を短縮させるという意味合いでも優秀であるといえます。商品はパウダー状のものをはじめとしてグミ状のものなどもあります。手軽に食べられてインスタント食品などと比べてもはるかに栄養価が高いので便利です。
完全食に関してどのくらいの値段がするのかというのが気になるところですが、こちらは完全食でも有名なCOMPを例に挙げると1食あたりは400円程度ということになります。摂取する量によって個人差はありますが、一般の方でも導入できないコストではないのではないでしょうか。
今回は食生活で注目されている完全食について考察させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。栄養素が不足していると感じている方や、忙しくてなかなか食事がとれない人などは完全食を食生活にとりいれてみてはいかがでしょうか。最後まで読んでくださってありがとうございました。