今年に入っても衰えない人気を博しているのがタピオカドリンク。このタピオカドリンクは若い女性を中心に人気となっている。その人気の理由はやはり見た目の美しさという点は大きいのではないでしょうか。インスタグラムなどに撮影したタピオカドリンクの写真を挙げている人も多く見受けられます。
元々、タピオカドリンクは台湾発祥で街を歩けば多くの若者が飲んでいる姿が多くあります。しかし、このカップの底に沈んでいる黒く美しいはずのタピオカが反社会的勢力である暴力団の資金源になっているという事実を多くの人は知りません。
山の手線沿いにある繁華街の一角にあるお店は一見、暴力団とは何のつながりもありそうにみえないのですが、その経営をするのはとある暴力団の幹部です。ブームに乗っかってというのもあるのですが、売れるうちに資金源を確保しようと暴力団も必死です。
もちろん、店頭にいるバイトは暴力団とは全くの無関係で、そもそも暴力団のフロント企業が経営している店でアルバイトをしているなどということは全くもって知りません。しかし、事実この店の売上は暴力団の資金源となっているのです。
タピオカドリンクが暴力団に目をつけられたのは何もブームになっているからというわけではないといわれています。というのも、タピオカドリンクの店を開業するのに大きなスペースもいらず、特別な技術も必要なく、誰にでも経営できるという手軽さにあります。
当然、タピオカというのは芋のでんぷんでできており、業務用スーパーなどで購入すれば原価はかなり抑えられます。それでいて、500円程度で販売されているので原価が1杯15円程度と考えればかなりぼろ儲けできるというのが真実なのです。
では、実際に開業するのにどの程度のお金がかかるのかといえば店の家賃なども含めて多く見積もっても200万円ほどあれば開業出来てしまいます。それでいて月の売上が100万円から200万円ほどなので仮に月に100万円の売上だったとしても、これに対する原価は3%ほどしかないということなりますので実質97万円の儲けとなるわけです。
ここに人件費や家賃、光熱費などを差し引いても十分に儲けが出るというのはいうまでもありませんし、店舗数をこのブームにのって増やせばそれだけ儲けがでるということになります。こうした簡単に儲かる商売を暴力団は見逃しません。
暴力団の商売というと臓器の裏取引、麻薬の密輸、裏DVDの販売など反社会的な闇が深い商売のイメージがありますが、実際には私たちが生活する中でブームとなっているものにも潜んでいるのかもしれませんね。
今回は、大ブームのタピオカドリンクが暴力団と密接に関係している可能性があるということについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?私たちの知らないところでこうした動きがあるということに驚きですね。最後まで読んでくださってありがとうございました。