飲食店のニッチなニュービジネスモデル単品野菜専門店とは

飲食店を経営する上で既に成功している流行のビジネスモデルをリスペクトすることは繁盛店を築き上げる上で近道のように思えますが、流行のビジネスモデルというのはライバルも多く、いわゆるレッドオーシャンになってしまっているといったケースは珍しくはありません。

 

そこで注目したいのは近年、流行っているわけではないものの少しずつ勢力を拡大しているであろう単品野菜の専門店です。単品野菜の専門店といわれてパッと思い浮かぶ方は少ないとは思いますが、実は皆さんの周りにもこうしたお店は少しは存在しています。

 

例えば、山芋料理だけを使った山芋料理専門店や豆腐だけを使った豆腐料理専門店などといったものを耳にしたことはないでしょうか?こうした単品野菜の専門店というのはある意味、健康志向を重視する顧客が増えたという流行に乗っかって開店されたといっても過言ではありません。

 

こうした単品野菜専門店といったコンセプトそのものが単純に野菜全てというよりもブランド力の様なものに影響を与え、本当にその野菜を食べたいという顧客に対してのニーズにこたえる結果となります。これは経営者に与えるメリットというものも多いです。

 

例えばコンセプトがしっかりしているということは、考える上での間口は減るものの比較的、何をすべきかという点について絞って考えることができるので経営をしていく上での負担というものも場合によっては軽減されるかと思います。

 

しかも、当然使う野菜が限られているということであれば仕入れる種類も少ないことになりますので、まとまった安い値段で材料を確保することが可能になる為にコストの面でも削減される可能性は十分にあります。それに何よりも専門店という意思表示をする上で顧客対してほしいものだけを提供できるためにロスなどの軽減にもつながることでしょう。

 

こうした単品野菜の専門店というのは都内にも20店舗近く存在しており、今後さらに注目をあつめることでしょう。経営者の皆さんもこうした単品野菜の専門店の開店を考えてみてはいかがでしょうか。

 

今回の記事を参考にして役立てていただければ幸いです。最後まで読んでくださってありがとうございました。