2018年も残りわずかですが、いかがお過ごしでしょうか?大寒波と同時にインフルエンザの影響なども徐々に全国区に広まりつつあります。どうにか健康な形で正月を迎えたいものですね。
さて、正月といえばおせち料理もさることながらお雑煮の需要も高まります。お雑煮の需要が高まるにつれてイモ類需要が特に高まる事が予想されます。お雑煮に入れる芋といえば、お馴染みの里芋をはじめとして、海老芋や京芋などもありますね。
京芋や海老芋はここ最近になってかなり需要が高まっているために品薄かつ高騰しており、手に入りにくい状況になっていますが、里芋に関してはまだまだ量も豊富で何よりも例年よりも価格が安くなっているのでこの正月にお雑煮を作る方やお店などは里芋を使うのがおすすめです。
他にお雑煮を作る際に使用する野菜としてはダイコンや白菜などがあげられますが、ダイコンや白菜は例年に比べると3割~4割程度安くなっています。おそらく気候が安定していたこととここ数年は様々な災害や悪天候などで出荷量が激減していたため、比べて今年は安定した供給となっていると思われます。
また、正月には金時ニンジンやくわい、タケノコ、ユズ、本わさびなど様々なものの需要が増えます。普段と比べて需要が多いために割高にはなってしまいますが、季節感を味わえる野菜は多くの人々に心の安らぎを与えてくれます。
正月シーズンは飲食店を経営する皆さんにとってはお客さんも増える時期だと思うのでかきいれどきですよね。こうした時期にお客さんに対して季節感を味わえるメニューを提供することはリピーターを増やすという面においては効果を発揮します。
日本でもクリスマスならば七面鳥やケーキといったものを食べるように、正月にはおせちやお雑煮などといったものを家庭でも食べますよね。また、近年の日本食ブームで海外の方もこの正月に日本に観光に訪れる場合もあるでしょう。
そうした海外からきたお客様にも、おいしい白菜やダイコン、里芋や海老芋、京芋と日本ならではの新鮮な野菜をふるまってみてはいかがでしょうか?料理の見た目なども出来る限り和をモチーフにすることでインスタグラムや外国人向けのブログでも扱ってもらえるために意外なところで集客効果が得られるかもしれませんよ。
それでは今年最後の投稿になりますが、皆さんよいお年を!